有名大学への道を捨てて選んだ挑戦!名門中高一貫校から海外インターナショナルスクールへ転身の理由

中学3年生からタイのボーディングスクールへ
Q: 数ある選択肢の中で、なぜタイバンコクのインターナショナルスクールを選ばれたのですか?
A: 実は、最初からタイを選んでいたわけではなく、マレーシアやフィリピンのインターナショナルスクールも検討していたんです。でも、知り合いからこの学校を強く勧められて、調べてみるとすごく良いインターナショナルスクールだということがわかりました。最終的な決め手は、入試に合格したことと、何よりも学校の設備が素晴らしかったことですね。見学したときに「ここなら安心して子どもを任せられる」と母も感じたようでした。
日本の学校生活から海外へ
Q: 日本の学校生活を窮屈に感じ、海外のインターナショナルスクールに行きたいと思ったのは自分の意思だったとのことですが、その影響でホームシックになることはありませんでしたか?
A: そうですね、日本の学校生活が少し窮屈に感じて、自分の意思で海外のインターナショナルスクールに挑戦したいと思ったので、特にホームシックにはならなかったです。新しい環境での学びや友達との交流がとても楽しみだったので、寂しさよりもワクワク感が勝っていました。むしろ、異文化に触れることで自分の視野が広がり、成長できるチャンスだと思っていました。
日本の学校生活が窮屈に感じた理由
Q: 日本の学校を窮屈に感じた理由は何ですか?
A: 中学受験を経て、みんなが憧れる中高一貫校に入学したので、ストレートに有名大学に進める道が約束されていました。学校生活は楽しく、素晴らしい友人にも恵まれていましたが、授業は少し堅苦しく感じていました。伝統と歴史のある学校だったため、平均的に全部ある程度出来るようになりなさい。エリートサラリーマンを育てるような教えでした。答えが合っていても、途中の式が正しくないという理由でテストの答案がバツになったこともありました。そういう自分では納得できないことが続いていく中で、環境を変えたいなと思うようになりました。中学3年生のときに海外のインターナショナルスクールに挑戦することを決めました。
日本の学校とタイのインターナショナルスクールの授業の違いと学校の好きなところ
Q: 日本の学校の授業とタイのインターナショナルスクールの授業の違いを感じましたか?
A: はい、まず1クラスの人数が圧倒的に少ないので、先生たちが一人一人をきちんと見てくれていると感じます。授業中は絶対に寝られません(笑)。学年にもよりますが、クラスの人数は20人未満です。
インターナショナルスクールの授業内容も大きな違いがあります。日本の学校のようにすべてを1から100までノートをとる必要はなく、大事なところをまとめたノートを作る感じですね。また、プレゼンテーションなど積極的に参加する授業も多く、自分の意見を表現する機会がたくさんあります。
Q: 友達の違いはありますか?
A: タイ人の友達とはお金のことから将来のことまで、タブーがなく何でも話せるのが良いですね。オープンに話せる関係が築けています。
Q: 通っているインターナショナルスクールの好きなところはどこですか?
A: 先生たちは威厳がありつつも、フレンドリーな一面もあって親しみやすいです。また、寮の友達とも繋がりが強く、仲良しです。学校の施設も超一流で、広くて贅沢だなと思いながら利用しています。
Q: 通っているインターナショナルスクールのここがこうだったら良いのにな、というところはありますか?
A: 修学旅行がないのが少し寂しいです。授業料が高いインターナショナルスクールなので、てっきり海外に連れて行ってくれるのかと思っていたのですが、「勉強に集中しましょう」という理由でありませんでした。宿泊学習も、自分たちだけでも行けるような場所に行くことが多いので、特別感がありません(苦笑)もう少し遠くの素敵な国や場所に行けたらいいなと思います。
1日のスケジュールと放課後の過ごし方
Q: 放課後アクティビティーはどうですか?
A: 学校は3時50分に終わりますが、4時からの放課後アクティビティは必須で参加しなければならないルールがあります。週に4回は必須なんです。僕はバレーボールを週に3回、エッセーを書く活動を週に1回取っていました。日本の部活のように、同じことを週に5回行うのは難しいですが、様々な活動に参加できるのは良い経験になっています。
Q: 1日のスケジュールを教えてください。
A: 朝は6時30分に寮母さんが「グッドモーニング」と点呼に来てくれます。7時半にはバイキング形式の朝食を食べるのですが、サンドイッチが多いですね。その後、歩いて学校に行きます。8時から8時10分の間にミーティングがあり、その後1クラス1時間10分の授業が5レッスン続きます。3時50分に授業が終了し、4時から放課後のアクティビティに1時間参加して、1日が終了します。
ボーディング生の週末と休暇の過ごし方
Q: ボーディング(寄宿舎)生活の週末はどのように過ごしていますか?
A: ボーディングスクールの寮生の中で、近くに住んでいる子たちは週末になると自宅に帰ります。そのため、寮に残るメンバーは午前中に運動をするのが日課です。僕はジムで体を動かすことが多いですが、小学生や中学生は料理やスポーツの特別プログラムに参加することもあります。午後はそれぞれ自習室で集中して勉強しています。
外出したい時は、学校のスタッフと一緒にショッピングモールに行って買い物を楽しむことができます。もし子供だけで外出したい場合は、まず保護者の許可が必要で、保護者が学校に連絡し、許可が出たら外出できます。友達と突然出かけることはできないので、その点では日本の方が自由だと感じます。
Q: 休暇で寄宿舎を出ないといけない期間は何をするのですか?
A: ソンクラン休みや春休み、秋休みなどの期間は、ガーディアン(現地の保護者代わりの人)のところに泊まりに行きます。学校の生徒の保護者様の時もありますが、その前はタイで不動産を何軒か所有している方でした。その方の所有してるマンションの一室にひとりで1週間くらい泊まっていました。日本に帰国する時もあります。
Year9(中学3年生)で編入した時の英語力と伸び
Q: YEAR9でタイに留学した時の英語力について教えてください。
A: その時は、英検準2級を落ちるくらいの初心者レベルでした。今となってはネタです(笑)
Q: 英語力の伸びについて教えてください。
A: 英語サポートがとても充実していて、グループ学習もありました。授業中に隣に先生が座ってサポートしてくれることもあり、自分のペースで学びやすかったです。このような環境が、英語力の向上に大いに貢献してくれました。リスニング力は比較的すぐに伸びましたが、ライティングはやはり自分の努力が必要ですね。会話が問題なくできるようになるには、だいたい一年くらいかかると思います。それでも、毎日の授業やサポートのおかげで、徐々に自信を持てるようになりました。
ボーディング(寄宿舎)生活の安全面と自身の成長
Q: ボーディング(寄宿舎)生活の安全面やトラブル対応について教えてください。
A: 今のところ、トラブルにあったことはありません。週末に居残る仲間たちは本当に仲が良く、支え合っています。僕は今、寮長なので、何かあったら僕に報告があるはずですが、特に問題は起きていないです。
Q: ボーディング(寄宿舎)生活を通じて成長したと感じた点はありますか?
A: はい、特にタイムマネージメントやお金の管理ができるようになりました。洗濯や掃除はメイドさんが定期的にやってくれるので、家事能力自体はあまり上がらないのですが、時間の使い方やお金の管理には少しずつ自信がついてきたと思います。
Q: 自由度についてどう思いますか?
A: 確かに、ボーディング(寄宿舎)生活をしているので放課後や週末の自由度は、普通の日本の高校生よりも少ないかもしれません。ただ、日本の学校が僕には合わなかったので、日本に帰るという選択肢はありません。ここでの経験が自分にとって大切だと思っています。
今後の進学目標
Q: 次の三月に卒業してからのご予定を聞いてもいいですか?
A: 卒業後は、イギリスとオーストラリアの大学に進学を希望しています。その後は海外の会社で働いて、最終的には起業したいと考えています。数学と英語が得意なので、そのスキルを活かしていきたいです。
友人との楽しいボーディングライフ
インタビューを終えての感想
弊社の小さなインスタグラムに、わざわざ「何かお手伝いできることはありませんか?」とご連絡をくださったのが、今回のインタビューのきっかけです。そんな心温まるメッセージに感動しつつ、インタビューを開始しました。あるボーディングスクールに通う18歳の青年にインタビューをさせていただきました。
彼は高校三年生という若さにもかかわらず、受け答えは真摯で実直で、思わず「息子もこんな風に育ってほしい」と思わずにいられませんでした(笑)。
少し大げさなタイトルではありますが、もし自分の子どもが一生懸命勉強して合格した有名難関校を辞めて、中学三年生で「海外留学したい」と言い出したら、母親として応援できるかな?と。
彼自身も素晴らしいのですが、その決断を支えたお母様もまた、本当に素敵だと感じました。大切な息子の未来を考えながら、安定した道ではなく、彼の希望を尊重し、新たな挑戦を見守る姿勢に同じ母親としてとても感銘を受けました。
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