高校2年生での大きな決断―バンコクのインターナショナルスクールに通う理由とは?

バンコクのインターナショナルスクールに通う理由とは?
バンコクのインターナショナルスクールに通うKさんに、学校を選んだ理由や、高校2年生という時期に転校する決断についてお話を伺いました。
Q: どうしてバンコクのインターナショナルスクールを選んだのですか?
A:「両親の転勤が理由です。以前も両親の仕事の都合でベトナムに5年間住んでいました。その時は日本人学校に通っていたのですが、サッカーの場などでインターナショナルスクールに通う日本人の友達と会うことがありました。彼らが英語を上手に話しているのを見て、羨ましいと感じました。でもその頃は日本人学校に通い続けて、日本に帰国しました。」
Q: 高校2年生で学校を変わるというのは大きな決断だったと思いますが、どうして両親の赴任に一緒について行こうと思ったのですか?
A:「ベトナムから帰国し、地元に戻ったとき、友達に『英語喋れるの?』『ベトナム語は話せる?』『どうして海外にいたのに英語話せないの?』とたくさん聞かれました。その時に少し悔しい思いをしたんです。だから今回、両親がバンコクに赴任することになったとき、思い切って一緒に行こうと決めました。」
新しい挑戦――バンコクのインターナショナルスクールでの生活と勉強のリアル
Q: バンコクのインターナショナルスクールに編入した時、学年を1年半落としてのスタートだったと聞きましたが、その時の気持ちはどうでしたか?
A:「周りの日本人の友達はすでに大学受験に向けて一生懸命勉強している中で、私はバンコクでの新しい生活を始めることになりました。インターナショナルスクールに何年か通い一生懸命頑張れば帰国子女枠で大学に進めるかな?という期待もありましたが、実際はそんなに簡単なものではありませんでした。」
Q: 現在の学習状況について教えてください。
A:「今はIGCSEが終わり、IBカリキュラムの勉強をスタートしたところです。想像以上に科目も多く、やることがたくさんあります。特に難しく感じるのは、学習内容が幅広く、家でも毎日2,3時間の勉強をしています。」
Q: IBカリキュラムの面白いところは何ですか?
A:「アイビーカリキュラムの良いところは、テスト以外にもボランティア活動など、さまざまな経験ができることです。また、日本のテストのように単純に空欄に言葉を入れる形式ではなく、『このテーマについて背景を何文字以内で述べなさい』といった、クリエイティブな問いに取り組めるところが面白いです。」

忙しくも充実した放課後――バンコクのインターナショナルスクールでのアクティビティ
Q: 放課後はどのように過ごしていますか?
A:「インターナショナルスクールは午後2時半に終わるので、月曜日から金曜日まで、さまざまなアクティビティに参加しています。例えば、バスケットボールやサッカーをしたり、年下の生徒に英語やサッカーを教えることもあります。」
Q: 日本にいた頃と比べて、どのような違いを感じますか?
A:「日本では、授業数も多く部活も忙しかったので、常に時間に追われていました。でも、バンコクのインターナショナルスクールでは、少しゆっくり過ごせていると感じていました。放課後の時間を使ってリフレッシュしたり、余裕を持って自分のペースで活動できていたんです。今年からは勉強が忙しくなりました。」
Q: 今年から何か変化があったのでしょうか?
A:「はい、今年からアイビーカリキュラム(IB: International Baccalaureate)の勉強が本格化し、少し大変だと感じています。授業の準備や課題が増え、放課後の自由な時間も減りましたが、それでもアクティビティにはできるだけ参加するようにしています。」
英語力を伸ばすための努力――悔しさをバネに成長する日々
Q: 英語力を伸ばすために、どのような努力をしていますか?
A:「高校生になって大学受験のことを意識するようになり、日本のカリキュラムでの勉強との違いに驚きました。バンコクに来て、環境を変えるというのは自分にとっても大きな決断でした。前回ベトナムで英語が話せなかったことへの悔しさをバネにして、今回はできるだけ早く英語力を伸ばそうと一生懸命取り組んでいます。」
Q: 具体的にどのような方法で英語力を伸ばしていますか?
A:「私が通うインターナショナルスクールには日本人も一定数在籍していますが、学校にいる間は日本語を一切使わないと自分でルールを決めています。外国人の友達とだけ会話をするようにして、できるだけ英語でのコミュニケーションを心がけています。」
将来の目標と進学の展望――理数系大学への挑戦
Q: 将来の目標や進学予定について教えてください。
A:「アイビーカリキュラムが終了したら、日本の大学に進学しようと思っています。私が得意なのは理数系の科目なので、理数系の大学に進学してさらに専門的な知識を深めたいです。それに加えて、英語のスキルも維持して、将来の社会人生活に役立てることが今の目標です。」
サッカーと勉強と友達と充実したインターナショナルスクール生活
インタビューを終えて
インタビューを終えて改めて感じたことは、子供の教育に関して、私自身、親としてどうしても前のめりになりがちです。大切なわが子のためにベストな選択をしてあげたいと熱心になるのは自然なことですが、一番大切なのはやはり子供自身のやる気とそのタイミングだと実感しました。私も母親として、我が子のやる気スイッチを一生懸命に探して押したくなります。しかし、そのスイッチが入るタイミングは子供によって違いますし、親として出来ることは、そっと寄り添い、導いてあげることなのかなと思います。特に慣れ親しんだ環境からバンコクのインターナショナルスクールに編入する日本人の生徒様は英語力の面も含め最初大変な思いをします。
留学カウンセラーとしても、親としても、皆様が大切なお子様の一歩を応援するお手伝いをできればと思っています。カウンセリングでは、子供たち一人ひとりの個性や目標に寄り添い、その子にぴったりの道を一緒に探していければと考えています。ぜひ、お気軽にご相談ください。
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