バンコクインターナショナルスクールのカリキュラム

エマリノ
日本と違うよ!

学年分け

ババンコクのインターナショナルスクールは、イギリス式が圧倒的に多く、次にアメリカ式、少数ですがシンガポール式やオーストラリア式の学校もあります。

将来、お子様がアメリカやイギリスの大学進学を考えている場合、IBプログラムを希望している場合、または数年後に日本の帰国子女枠で編入を考えている場合など、ご両親とお子様の希望に応じて最適な学校を選ぶことが大切です。

学校を訪問する際に必ず聞かれるのは、お子様の誕生日です。日本と海外の学校では学年の区切り方が異なるため、特に4月、5月、6月、7月生まれのお子様は注意が必要です。

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バンコクインターナショナルスクールのカリキュラム
バンコクインターナショナルスクールのカリキュラム
良い悪いより合うかどうか!

カリキュラム

英国式カリキュラム
British Curriculum

①Primary School (小学部•6年間)
②Secondary School(中高等部•5年間)
③Sixth Form (A-Level(1.5年間)またはFoundation(1年
)

イギリスカリキュラム(British Curriculum)の特徴

  1. 段階的な学び
    Key Stage 1~5に分かれ、学年に応じた学びを提供。特に中学以降は選択科目が充実。
  2. 主要試験
    • GCSE:16歳で受験、幅広い科目を学習。
    • A-level:18歳で受験、大学進学を見据えた3~4科目を深く学ぶ。
  3. 専門性と自主性の育成
    専門科目やリサーチ、エッセイ作成を通じて、自主的に考え、論理的にまとめる力を養成。
  4. 全体的なバランス
    学問だけでなく、アート、音楽、体育を通じて創造性や社会性も重視。
  5. 英語力の向上
    英語を中心に、読み書きやリスニング、スピーキングを総合的に強化。

大学進学準備が充実し、学問、社会性、創造性をバランスよく育むカリキュラムです。

偏差値は日本国内のみで使用されますが、Aレベルは世界で通用する資格です。イギリスでは、このテスト結果が就職活動で有利になることもあります。

僕の印象ですが、イギリス式は最もアカデミックなプログラムで、成績評価は試験のスコアに基づきます。イギリス式やシンガポール式は勉強重視の印象があります。一方で、アメリカ式やオーストラリア式は、特に子供のうちは個性や想像力を育てることを重視しますが、中学生くらいからは勉強が厳しくなるそうです。

子供がまだ小さいうちは、学校の雰囲気と子供の個性が合うかを重視するのが良いと思います。例えば、子供が音楽好きなら吹奏楽クラブがあるか、好きなスポーツができるかどうかを確認し、楽しく過ごせることを優先すると良いでしょう。

イギリス式では学年が上がるにつれて科目を自分で選び、早い段階で将来やりたいことを決めて専門性を高めていきます。そのため、高校卒業時には一般教養レベルの授業をすでに修了していることになりますが、途中でやりたいことが変わった場合、後戻りが難しいとも言われています。

もし日本の大学に進むなら、学部によってはIBの方が選択肢が広がるという意見もあります。いずれにせよ、日本人がAレベルやIBを取得するには相当な努力が必要です。

米国式カリキュラム
American Curriculum


①Elementary School(小学部、5年間)
②Middle School(中等部、3年間)
③High School(高等部、4年間)

アメリカンカリキュラムの特徴

  1. 幅広い選択肢と柔軟性
    豊富な選択科目があり、学生は興味や進路に応じて自由に選択可能。
  2. 批判的思考と議論の重視
    授業ではディスカッションを通じて、考える力や多様な視点を養成。
  3. 実践的な学び
    プロジェクトや実習を通じ、学びを現実に活かすスキルを育む。
  4. 多様な成績評価
    テストだけでなく、宿題やプロジェクトなど、幅広い方法で成果を評価。
  5. 個別指導と創造性の重視
    個々のニーズに合わせた指導と、アートや音楽などを通じた創造性の発展を推奨。
  6. 大学進学準備
    APやIBプログラムを提供し、高度な学問的内容を学ぶ機会が豊富。
  7. 社会的責任の育成
    ボランティア活動などを通じ、社会貢献への意識を育む。
  8. 高校卒業資格
    単位制で進行し、ハイスクールディプロマ取得が可能。日本人学生にも適した評価基準。

批判的思考、柔軟な選択肢、実践的なスキルを提供し、大学進学や社会での活躍に向けた準備が充実したカリキュラムです。英語で不利な日本人学生にはプラスです。中学生以上は毎週テストが実施され、結果がすぐに本人と保護者に送られます。学校によっては最終2年間に更に上級コースのAP(Advanced Placement)やIBディプロマコースを提供している学校もあります。

例えば中学校や高校からインターに編入すると、どうしても英語力で苦労をするわ。学年を落としてスタートするお子様も多いの。
そうすると卒業が1.2年遅れて大学入学も遅れるのを心配する親御さんがすごく多いの。そういった時にすごく頑張ると飛び級出来たり、早めに卒業する事が出来るのがアメリカ式よ。

授業もグループでディスカッションしながらみんなで時に力を合わせ、時に議論を戦わせ、理解を深めたりするイメージがあるわ。アメリカ式の学校は机の並びも日本のように黒板に向かって座るというよりはグループで固まって座る印象があるね。

例えばスポーツにすごく秀でている子は試験結果のみで成績がつくイギリス式の学校から、課外での活動も成績に考慮してもらえるアメリカ式の学校に転校した人もいると聞いたよ。英語力で不利なアジア人も課外活動やボランティアの貢献度なども成績に考慮してもらえるアメリカ式が良いと考える人もいるようだ。

IBカリキュラム
International Baccalaureate

①PYP-Primary Years Programme(初等教育6年間)
②MYP-Middle Years Programme(中等教育5年間)
③DP-Diploma Programme(ディプロマ資格2年間)

IB(インターナショナル・バカロレア)カリキュラムの特徴

  1. 国際的な視野
    異文化理解やグローバルな課題への関心を育成。
  2. 全人教育
    知識だけでなく、倫理観や社会性、感情面の成長を重視。
  3. 批判的思考と探究学習
    自ら考え、質問し、解決策を見つける学びを奨励。
  4. 多様な評価方法
    テストだけでなく、プロジェクトや発表を通じて成長を評価。
  5. 言語教育
    複数言語の学習を推奨し、文化理解を促進。
  6. 社会貢献の奨励
    コミュニティ活動を通じて社会的責任感を育む。
  7. 大学進学に有利
    IBDP取得で多くの国の有名大学への受験資格が得られる。

全体を通じて、高い学問的基準と国際的な視野を持つ学生を育てるカリキュラムです。

あくまでも僕の印象だけど、イギリス式は一番アカデミックなプログラムで、成績評価は試験のスコアをベース。勉強重視なのがイギリス式とシンガポール式。
個性や想像力を育てましょう。子供のうちは伸び伸びと〜っていうのがアメリカ式やオーストラリア式の印象。その代わりアメリカ式は中学生くらいの年齢からはすごく勉強するみたい。

バンコクのインターナショナルスクールはYEAR12とYEAR13の二年間にIBカリキュラムを受講し世界の大学の入学試験に備えましょう!という学校が多いの日本人にとってはハードルの高いカリキュラムだけど、ある程度の点数を取れると日本の大学入試にはとても有利に働くそう。ただ、受けられる学部や時期が日本の大学受験とは違うし、きちんと調べる必要があるわ。ぜひバンコクインターサポートのカウンセリングを受けてほしいわ。

大学受験のためのIBDPは勉強する科目も多い(6科目)し、WRITINGも多いからAーlevel(3科目)よりも大変と聞いたとことがある。そしてIBコースに進むのに十分な学力がない生徒は学校から転校を勧められることもあるそうだ。

でも、学生時代をIBプログラムで過ごしたお子さんはやっぱり、考える力がすごく養われるって聞いた事があるわ!授業中も先生は学生の発言に対して、ずっと「WHY?」「WHY?」って問いかけ続けるみたいで、学生は常に頭を懸命に働かせる必要があるそうよ。友人の子供は日本に帰ってきた時に学習塾の算数の試験を受けたとき、単純な問題よりも、考える力が必要な問題の方がよく出来たものだから、塾の先生が驚いていたそうよ。

2024年現在、大学入試はAO入試よりもIB入試の方が増えているそう。IBの取得を考えるご家庭も増えているようです。Year13までバンコクにいる事が出来るのであれば挑戦する価値はありそうだ。

更に詳しい情報は
IB program 国際バカロレアとは?-International Baccalaureate-
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豪国式カリキュラム
Australian Curriculum

①Primary School (小学部•6年間)
②Secondary School(中高等部•4年間)
③Sixth form(大学受験プログラム)※10年生までが義務教育

オーストラリアカリキュラムの特徴

  1. 柔軟性と選択肢
    学生の興味や進路に応じて科目を選べる。特に高等学校で多くの選択肢を提供。
  2. 全人教育
    知識だけでなく、社会性や倫理観、問題解決能力を重視。
  3. 多様な科目
    英語や数学に加え、アート、音楽、体育、デジタルリテラシーも重視。
  4. 国家基準と地方性
    全国基準を守りつつ、地域特性を生かした柔軟な教育。
  5. 実践的な学び
    プロジェクトや問題解決型学習で深い理解を促進。
  6. 国際的な視野
    多文化理解や世界の出来事を学ぶ機会が豊富。

幅広い知識とスキルを育み、進学や将来のキャリア準備に対応したカリキュラムです。

日本人に人気のオーストラリアンスクールもセカンダリーからはイギリス式になるわ。今まで明るくリラックスしたオーストラリア人の教師から急に真面目なイギリス人の教師に変わり戸惑った。なんて事もあるみたい(笑)

シンガポール式カリキュラム
Singapolian Curriculum

シンガポール式カリキュラムの特徴

  1. 高い学問水準
    数学と科学教育が特に優れ、論理的思考や問題解決力を重視。深い理解を求められる挑戦的なカリキュラム。
  2. 段階的な学習
    基礎から応用へと体系的に進行。特に数学や科学では、土台をしっかり築くことを重視。
  3. 実践的な学び
    知識を実際の問題に活用する力を育成。複雑な課題に取り組むことで理解を深める。
  4. 個別指導の充実
    小規模クラスで個別のサポートが行き届き、一人ひとりの進度に対応。
  5. 多言語教育
    英語と母国語(中国語、マレー語、タミル語など)を学ぶことで多言語能力を強化。
  6. 社会性の育成
    グループワークやプロジェクト型学習で協力や責任感を養成。
  7. 柔軟な進路選択
    中等教育以降、成績や適性に応じた進路を選べるシステム。

シンガポール式カリキュラムは、学問的な深さ、実践力、国際的視野を備えた教育を提供し、世界トップクラスの成果を上げています。

アジアの教育熱心なご家庭には熱烈な支持を得るのはシンガポール式インターナショナルスクールよね。イギリス式やアメリカ式とはまったく方針が違うから欧米人の生徒は少ない印象だわ。やはり中国人や韓国人、日本人が多いわね。

僕も最初は「せっかくインターナショナルスクールに通わせるんだったらアメリカ式か、イギリス式がいいな。」と思っていたよ。でも、数年後に日本の学校に戻った時の事を考えると英語力プラス算数や日本語もしっかり学べるシンガポール式も良いのでは?と思い始めたんだ。

確かに、インターナショナルスクールに入学させたけど、日本に帰ってからのことが心配で、塾に週に何度も通うインターナショナルスクール生が多いよね。子供にも負担だし、親の金銭的な負担もさらに増えるよね。

算数や勉強が得意で、個性豊かなアジア人とも仲良くなれるタイプの子にはとっても合っていると思う。カリキュラムと子供の適性が合っているかが何より重要だわ!

個人の考察ですが。。。

まとめ

幼稚園や小学生のうちは、カリキュラムだけでなく、日本人の多さや通学のしやすさ、トラブル対応、日本人スタッフや日本語レッスンの有無、クラスの人数などで学校を選ぶのが良いでしょう。特にバンコクの渋滞を考えると、小さなお子様には自宅から近い学校がおすすめです。ただ、プロンポンエリアの学校はやはり日本人率がとても高く、英語の上達はすこし緩やかになる可能性はあります。

中学生以上になると、イギリス式かアメリカ式のカリキュラムによって成績の評価の仕方が変わります。IGCSEコースが始まる中3、高1になると、英語サポートが少なくなり、途中入学が難しい学校も増えます。まずは受け入れてくれる学校を探すことが大切です。

高校からの入学の場合、本人のやる気が何よりも重要です。英語力が不足している場合、学年を下げてのスタートを勧められることが多く、大学入学が遅れる可能性もあります。英語を勉強したいという強い意志が必要です。また、IBプログラムは達成感も大学入学にも有利に働くことが多いですが、非常に大変なので、事前によく調べてから決めると良いでしょう。また高校生の途中で日本の学校に戻る際は、カリキュラムの違いから受け入れてくれる学校も少なくなるそうです。事前にきちんとリサーチすることが大切です。

ホームページだけではなく、実際に訪れて学校の様子、生徒さんの様子、雰囲気などを感じられた上で、我が子が楽しく過ごしている様子が想像出来るかもとても大切な要素だと思います。

ホームページは欧米の可愛い子がたくさん載っていて国際的な雰囲気の学校に見えるけど、高い英語力を求められる本格的なインターナショナルスクールを除いては、実際はタイ人やアジア人がほとんどよ。タイにある学校だもの!そしてタイ語のレッスンが週に2.3回あるわ。

大切なお子様が慣れない新天地でも楽しく過ごせるような学校を見つけられますように。もし、たくさんあって迷った時はバンコクインタサポートのカウンセリングを受けると色々教えてくれるわ!

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